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【6年間の実績も公開】初心者なら投信積立で長期分散投資の一択

こんにちは、tamasakaです。

先日まで老後2,000万円問題が世間を騒がしていました。

年金も退職金も30年後にどうなっているのか予想もつかない現代、

自分で資産形成をしなくてはいけないのは理解できても何をすればいいか分からないという方が多いのではないでしょうか?

そういう方には私もやっている投資信託の積立を勧めます。

勧める理由と私の7年間の実績も公開しています。是非ご覧ください!

  

1.老後に向けた資産形成の必要性

19年6月に金融庁が公表した報告書で注目を集めたのが、公的年金以外に老後資金として2,000万円必要という内容。

一時は蜂の巣をつついたような騒ぎになっていましたが、何でそこまで騒いでいるのかよく理解できませんでした。

老後資金の必要性については、以前からよく新聞や雑誌にも書かれていました。これまでは3,000万円という数字が多かったように思います。

3,000万円という数字の根拠、前提については三菱UFJ信託銀行のサイトが詳しいです。

www.tr.mufg.jp

ここでも書かれている通り、個人の状況(退職する年齢、子供の有無、住宅ローン、医療費、何よりもお迎えが来る年齢etc)次第で60代以降に必要な資金額が大きく変わってくるので、一概には言えません。

20~30年後には人不足の問題で企業の定年も引き上げられているかもしれません。

(70歳で営業活動とかいうのもつらいですね)

それでも、年金や退職金に頼らずに自分で資産形成をする必要があります。

 

2.資産形成を始める前の3つの壁

必要性を理解して資産形成を始めるには3つの壁があります。

1つ目の壁:投資に充てる十分な資金がない

資産形成や投資と聞くと、ある程度まとまった資金が必要なイメージありますよね?

確かに自由に動かせる100万円単位の資金がある人はそう多くないでしょう。

20~30代のサラリーマンにとっては特に。

2つ目の壁:リスクが怖い

投資にリスクはつきものですが、出来るだけリスクをコントロールしたいですよね。

市場はアップダウンが激しいので、例えば株に手を出してタイミングや銘柄を誤ると、あっという間に損を負います。

とはいえリスクを恐れてばかりではいつまで経っても踏み出せません。

3つ目の壁:何を対象に投資すればいいのか分からない

選択肢が多すぎて、どんなものを対象に投資すればいいのか分からない。

また、投資を勉強・研究する時間が足りない。

 

ただ壁を前にして立ちすくむのではなく、理解した上で自分に合った投資を行いましょう。

 

4.3つの壁を最初に超えるためには「投資信託の積立」

投資による資産形成をまず始めようという方には、「投資信託の積立」を勧めます。

自分で選んだ投資信託を対象に毎月決まった額を積み立てる方法です。

投資信託の積立ならば先ほどの3つの壁も乗り越えられます。私も7年前から始めて現在も継続しています。

投信積立のメリット①:投資信託の積立は毎月100円から可能

投資信託の積立額は自分で設定できますが、その最低金額は100円です。

まとまった資金がなくとも、自分の経済状況に応じて誰でも始められます。

確かに毎月100円の投資が将来生み出す効果は小さいかもしれませんが、何よりも大事なのは実際に資金を投じて始めることです。

 

投資信託積立のメリット②:リスクを軽減する3つの分散効果

投資信託の積立には、リスクを分散する3つの効果があります。

1つはタイミングの分散。

市場は上下動を繰り返すもの、安いときに買って高いときに売り抜けるのが投資の原則ですが、素人がタイミングを判断するのは難しいもの。

また、市況が下がり続けている時期であれば、購入するタイミングが訪れません。

毎月一定額を投じる積立投資であれば、タイミングを気にせずに購入することが出来るし、市場の上下動による影響を緩和できます。

2つ目は資産クラスの分散。

投資の対象には株式、債券、REIT(不動産)、商品等色々なクラスがあり、それぞれが異なる価格の動きをします。

リスクの分散を図るために自ら直接投資を行う(株式を購入する、金に投資するetc)のは手間がかかりますが、

投資信託であれば自分で資産クラスを選択すれば、あとは簡単です。

最後に地理的な分散。

資産クラスの分散と似ていますが、投資信託を通じれば世界中に投資が行えて、海外諸国の経済成長を取り込むことが出来ます。

以上、時期×資産クラス×地理という3つの分散効果を働かせることで、リスクを低減しながら経済成長の恩恵にもあずかれるのが投資信託の積立です。

 

投資信託積立のメリット③:プロに任せて放ったらかし

初心者であれば何に投資してよいか分からないし、仕事をしていると個別の投資対象を吟味するほどの時間も取れませんよね。

その点、投資信託であれば資産クラス(ex.新興国×株式)さえ決めればあとはプロが代わりに運用してくれます。

毎月の購入金額の設定さえしておけば、長期運用が前提なので日々の価格変動に一喜一憂する必要もありません。

これは精神的にも非常に重要な点です。

 

5.投信積立6年間の実績

私の場合2013年の半ばから投資信託の積立を開始しました。

月1万円からスタートして徐々に購入額を増やし、現在は毎月5万円購入しています。

6年間コツコツと積み立ててきた結果がこちらです。

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投信積立の記録

資産クラスを国内、海外先進国、新興国それぞれの株式、国内・海外の債券、国内・海外のREITに分散した結果、

現在の収益率は17.87%です。

月の購入額を徐々に増やしているので正確ではありませんが、購入開始から6年間として年率に換算すると2.8%になりました。

長期での資産形成を目指しているため十分な数字です。

何より大事なのは月単位、年単位での成績に翻弄されずに、投資を継続することです。

では投信積立を開始するには何から始めればよいのか?次回以降紹介してまいります。