【読書】CFOの挑戦
ちょっと前に日曜の日経の書評に掲載されていた本。流し読み。
日本の企業経営の現場におけるファイナンスという内容かと思っていたが、やや違った。
コーポレートガバナンスやROEという言葉が世間を賑わす現在、
CFOが果たす役割は益々大きくなっているが、そもそもCFOの役割は何かという本。
書かれているように日本では、AccountingとFinanceの区別も曖昧だし、資本コストという考えにも乏しい。
Financeの土壌が無く、「経理屋」なんていう言葉が根強い日本企業で、ダイナミックな戦略策定を推進するCFO人材が育つのはいつの日だろうか。
専門外のビジネスマンがFinanceの基礎言語だけ学ぼうと思ったら、CourseraのIntroduction to Finance、薦めます。
CFOの挑戦―――最高財務責任者が担うコーポレートガバナンスと企業価値創造
- 作者: 藤田純孝
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/09/04
- メディア: 単行本
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