残り2ヶ月半でHSK5級に合格するために乗り越えるべき3つの壁
こんにちは、tamasakaです。
この記事を読んでいただいている方は、HSKの受験を考えている、或いは中国語を学習している方でしょうか。
同志の皆さん、私は2019年9月に行われるHSK5級の受験をする予定です。
決意表明がてら、HSK5級に合格するために、残り2か月半で乗り越えるべき課題と対策について書いてみます。
tamasakaの中国語学習歴
まずは私の中国語学習歴から。
大学時代に2年間中国語を履修していましたが、まじめな学生ではなかったので何も身に付かず。
入社後、会社で開かれる中国語のクラスに参加して(半年*2回)、中国語検定を準四級→四級→三級の順番に合格。
三級に合格したのが2年前です。
昨年4月からは週2回中国語のクラスに通い始め、現在も継続中。
昨年9月にHSK4級を受けて合格しています。
不真面目だった大学の授業を除いても、累計で2年半は学習している中級者です。
HSKとはどんな試験?
正式名称は、漢語水平考試(Hanyu Shuiping Kaoshi)。
中国政府機関が主催している政府公認の試験で、中国の大学への留学ではHSKが条件に課されることもあるようです。
日本の中国語検定が「英検」の中国語バージョンだとすると、HSKは世界共通の「TOEIC」や「TOEFL」みたいなものです(TOEICは海外では通用しないというのはさておき、、、)
HSKは世界中の中国語学習者を対象としているので、コミュニケーション能力の測定に重きを置いた実用性が特徴です。
中国語を中国語として捉えるHSKに対して、中検は中国語の細かい知識や日本語への翻訳能力を求められます。
アカデミックな目的ではなく、中国語能力を留学や就職転職に活かしたいという方はHSKに挑戦した方がいいというのが定説です。
HSK5級の難易度
HSKは1級から6級まであり、6級が最難関です。
中国の大学への留学では5級を条件に課している大学が多いため、中級者として一つの目安になると思います。
(名門清華大学でHSK5級で6割得点することが条件のようです)
公式サイトでは5級合格者のレベルを「中国語の新聞や雑誌が読めるだけでなく、中国の映画やテレビも観賞でき、さらに、中国語でスピーチすることができる」と定義しています。
HSK5級の試験構成
HSK5級の試験は、リスニング、読解、作文の3つのパートで構成されて、それぞれ100点、合計300点で評価されます。
以前は6割以上の得点で合格でしたが、現在は合格/不合格ではなくTOEICのようのスコア制です。
それでも6割の得点が一つの目安と言えるでしょう。
①リスニング
時間は30分間、全部で45問出題されます。
HSKの場合は、中検と違って問題が1回しか読まれないのが特徴です。
②読解
時間は45分間、全部で45問出題されます。
いずれも選択問題です。
③作文
時間は40分間、HSK5級の最難関ではないでしょうか。
与えられた5つのキーワードから80語程度の作文を作る問題と、与えられた写真に関する80語程度の作文を作る、2問が出題されます。
tamasakaが考えるHSK5級の対策
①リスニング
近道はないので、量をこなして、聴解能力を上げるしかありません。
HSK5級のリスニング対策本を購入したので、コンプリートするつもりです。
25日分のセクションで構成されているので、遅くとも3日に1セクションのペースでこなさないといけません。
以前から使っている聴読中国語もHSKのリスニング対策に有効だという評判です。
聴読中国語は本当にお勧めします。
文脈の中から単語を覚えられるだけでなく、テキストの1つ1つが中国の文化や社会についても学べる内容になっています。
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②読解
こちらは比較的余裕があると思っているので、後回しです。
他のパートの勉強をすることで、自ずと読解力も上がってくるでしょう。
③作文
頭を悩ませています。
スポット講座にでも通おうと思っていましたが、特に見つかりませんでした。
HSK5級の作文の対策と書き方【テンプレートを公開します】 | study Chinese with 樹樹
こちらの方の対策が有益に思えたので、これを参考に過去問を解いてみようと思っています。
以上、HSK5級の課題と対策についてまとめました。
結果が出るのが10月末、また報告いたします。