随便做/勝手にしやがれ

30代ビジネスマンが発信する海外/ファッション/美容/読書/語学のtips

航空券のアップグレードと、実際の体験談

皆さん飛行機に乗る機会は多いですか?機内での時間はなるべく楽に過ごしたいですよね。
上手くいけば無料で上位クラスの座席をゲットできる航空券アップグレードのシステムと、自分のアップグレード体験をまとめました。

航空券のアップグレードとは?

国際線では、プレミアムエコノミー、ビジネスクラス、ファーストクラス、
国内線では、ANAプレミアムクラス、JALクラスJといった
通常であれば、より高い料金を払う座席に、
無料だったり、マイルやポイントを使うことで座らせてもらうことを指します。

アップグレードの種類

ではアップグレードにはどんな種類があるのでしょうか?
私がメインで利用をしているANA国際線の例を挙げます。

①椅子取りゲームのアップグレード

【アップグレード内容】エコノミー→プレミアムエコノミー
【対象会員】ダイヤモンド、プラチナ、SFC
まず、このサービスは2019年9月30日をもって終了することが決まってます。
出発の24時間前になるとオンラインチェックインが可能になるので、
その時点でプレミアムエコノミーに空きがあれば、座席を指定できます。
対象会員の幅が広いので、椅子取りゲームのようなものです。私は成功したことがありません。
残りわずかな期間ですが、機会があれば試してみてください。

②マイルやアップグレードポイントを使用したアップグレード

【アップグレード内容】エコノミー→ビジネス / ビジネス→ファースト
【対象会員】ダイヤモンド、プラチナ、ブロンズ、SFC
【対象航空券クラス】G/E/Y/B/M/U 
会員に毎年付与されるアップグレードポイント、もしくは飛行機の搭乗やクレジットカードの使用で貯まるマイルを使用してのアップグレードです。
こちらは航空券の予約クラスが限定されていて、いわゆる格安航空券は対象外になっています。
正確にはANAのサイトをご覧ください。
空の旅をゆったりと | プレミアムメンバーサービス | ANAマイレージクラブ

③不意に訪れるアップグレード

そして、最後がインボランタリーアップグレード、略してインボラです。
自らの意志では何もアクションできないのが、このインボランタリー、略してインボラです。
航空会社は一般的に、急なキャンセルや遅刻等の事態に備えて、機体の座席数より多い予約を取っていると言われています。
それが予約通りに乗客が現れて座席数が足らなくなった際に、
一部の乗客を上位クラスの座席に回すことで対応しています。


国際線アップグレードの体験記

①ムンバイ⇒成田(プレミアムエコノミー→ビジネス)

2017年7月インド出張からの帰り。
元々はプレミアムエコノミーでの予約でしたが、チェックインの際に、
「ご予約のクラスが満席なので、、、」ということで、ビジネスクラスへのアップグレードを提案されました。
人生初めてのビジネスクラス、喚起の声を上げました。
食事に舌鼓を打ってから間もなく熟睡、目を覚ますと、既に九州上空にいた時は感動すら覚えましたね。
この年は修行中でANAプラチナ達成まであと僅かの状態だったため、インボラの対象になったと推測しています。

②ムンバイ⇒成田(エコノミー→プレミアムエコノミー)

2018年2月、インド旅行からの帰り。
この時は優待航空券を使ったエコノミークラスの旅でした。
搭乗時刻を迎えてゲートを通ろうとすると、音が鳴って弾かれました。
スタッフが慌ただしく何かを調べていましたが、私は勝利を確信していました。
プレミアムエコノミーへのアップグレードをゲット。

③上海⇒成田(エコノミー→ビジネス)

昨春上海出張からの帰り、上司と一緒のカウンターでチェックインを行いました。
中国人スタッフが困惑した表情で私たちの顔を見比べながら、
私の座席だけビジネスクラスにアップグレードされたことを告げました。
その時は怖くて上司の顔を見ることが出来ませんでした…。
ステータスを保有している方は、上司と一緒に出張んする際は気をつけましょう笑。
この時印象的だったのは、ビジネスクラスはがら空きでした。
もっとアップグレードしたらいいのに…と思いましたが、大盤振る舞いはしないのでしょう。
f:id:tamasaka:20190616131137j:plain

④羽田⇒上海(エコノミー→ビジネス)

昨秋、上海出張に向かう時。
チェックインを済ませ、搭乗口で待っていると、場内アナウンスで私の名前が呼ばれます。
きたきた。。。何食わぬ顔してゲート脇カウンターへ向かうと、
申し訳なさそうな顔で、ビジネスクラスへのアップグレードを提案されました。
本当にありがとうございました。
f:id:tamasaka:20190528122529j:plain

バンコク⇒成田(エコノミー→ビジネス)

昨年11月、バンコク出張の帰り。
深夜便で帰国してそのまま仕事だったため、どうしてもアップグレードしたかった、私は。
アップグレード対象のクラスだったため、アップグレードポイント8ポイントを使用して、
無事ビジネスに乗ることができました。やはり疲労度が全く異なります。
f:id:tamasaka:20190528063610j:plain

⑥ロサンゼルス(プレミアムエコノミー→ビジネス)

先日の米国出張からの帰り。
この時はアップグレードポイントが足りなかったので、25,000マイルを使用してアップグレードに成功しました。
この25,000マイル、ANAコインに交換すれば、航空券を購入するのに4万円以上の価値がありますが、
身体への負担を考えれば安いものでしょう。
薄いマットレスが与えられて、よく寝ることが出来ました。
f:id:tamasaka:20190528063528j:plain

アップグレードを得るには?

まとめてみると、自分がアップグレードの恩恵に浴していることが、よく分かりました笑。
では、アップグレードをしてもらうには、どのようにすれば良いのでしょうか??

【インボランタリーアップグレードの場合】

これは航空会社が明らかにしているわけではないので、発生する条件は分かりません。
ただ私の場合は、①各航空会社のステータスを保有していたこと(ANAプラチナ、JALサファイア)、②企業予約の航空券、③出張のためのスーツ姿だったことが、
有効だったと思われます。
以前にグランドスタッフの知人から聞いた話では、現場に裁量があって、決める際に服装はやはり重視されるようです。
清潔な服装をして、期待するしかありません。

【マイルやアップグレードポイントを使う場合】

この場合、アップグレード対象の航空券であること、航空会社のステータスを保有していることが、まずもっての前提です。
従って、格安航空券を利用した個人旅行では難しく、
出張の際にアップグレードをさせてもらうケースが多いかもしれません。
この場合、同行者に勘違いされたりしないよう気をつけましょう!
またプレミアムエコノミーの航空券をお買い得な価格で購入して、アップグレードにトライするのも良いでしょう。
使用条件が厳しいだけに、条件さえ満たせばアップグレードに成功することが多いと思われます。
まずは、修行(これは詳しいブログがたくさんあるので、そちらをご覧ください。)を行って、
JALもしくはANAのステータスを獲得することから、始めましょう!